Spiralock® Corporation は、標準的なめねじのねじ山形状を、ねじ山の根元に 30° の独自のくさび傾斜を追加したセルフロックめねじ山形状に変えました。 Spiralock® と呼ばれるこの一方向ロック機能は、標準の 60° おねじファスナーと互換性があります。
くさび傾斜により、締め付け荷重がかかるまで、オスファスナーがめねじに対して自由に回転できます。 その時点で、標準のおねじの山がくさび傾斜に対してしっかりと引き寄せられ、ねじ山のかみ合いの全長に沿って連続したらせん状の接触線が作成されます。 締め付け荷重が増加すると、くさび傾斜がすべての側面からおねじを押し、振動下でファスナーの自己緩みが始まる可能性がある半径方向のクリアランスを排除します。
ねじ山形状の利点
Spiralock® ねじ山形状を使用する理由
- 振動による緩みに対して非常に耐性がある
- 他のロック機構が不要になる
- 標準のオスファスナーと互換性がある
- 自由回転
- 一貫した再利用性
- ジョイントの疲労寿命を改善する
耐振動緩み止め
ユンカー振動装置の試験で、Spiralock® のねじ山形状は他のねじロック機構より優れた性能を発揮することが証明されています。
荷重分散
Spiralock® のねじ山には、60° のねじ山よりも均等に荷重がかかります。 最初にかみ合った Spiralock® ねじ山の荷重の割合が大幅に低下します。
しくみを見る
Spiralock® のモーフィング アニメーション、荷重ベクトルの比較、および光弾性解析を動画でご覧ください。